2024年2月22日、ドル円相場は緩やかな右肩上がりで推移し、一時週間高値を更新しました。
しかし、その後は鈴木財務相などの円安けん制発言を受け、上値を抑えられじり安に推移。
19時現在では150.15-20円で取引されています。
本記事では、2024年2月22日のドル円相場の詳細な分析と、今後の見通しについて解説します。
ドル円相場は活発な動き
ドル円相場
ドル円相場は、20日に記録した週間高値150.44円をわずかに更新する場面も見られましたが、鈴木財務相や植田日銀総裁による円安けん制発言などが重なり、上値が重くなりました。
日経平均株価
一方、日経平均株価は本日東京時間で初の39,000円台を突破、1989年12月29日の38,957.44円を上回り34年ぶりに高値を更新しました。
19時現在、日経平均先物ナイトは39,250円付近で推移しています。
上昇要因と下落要因
上昇要因
- 米長期金利の上昇
- 米国株価の上昇
- リスクオンの市場心理
下落要因
- 日銀による金融緩和継続への思惑
- 欧州中央銀行(ECB)による金融引き締め観測
- リスクオフの市場心理
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今後の見通し
今後のドル円相場は、以下の点に注目する必要があります。
- 米金利
- 米国経済指標
- 日銀金融政策
- 欧州経済指標
- ECB金融政策
20日の高値150.44円、安値149.69円を目安に、149.50-150.70円のレンジで推移する可能性があります。
テクニカル分析
日足ベース
- ドル・円は雲上限、遅行スパンを上抜け、トレンドは強い
- 9日移動平均線、転換線が追いつき、日柄調整中
- 151円台射程圏内だが、政府・日銀介入警戒で上値重く
短期トレンド
- ドル強・円安方向は維持
- 方向感乏しいこう着相場
ドル円相場は日足ベースで強気トレンドを維持
日足ベースでは、ドル・円は雲上限、遅行スパンを上抜け、9日移動平均線、転換線も追いつき、トレンドは非常に強い状況です。
しかし、151円台は政府・日銀による為替介入警戒水準であり、上値は重くなります。
短期トレンドはドル強・円安方向だが方向感乏しい
短期トレンドはドル強・円安方向を維持していますが、3カ月物の予想変動率低下により、方向感乏しいこう着相場が続いています。
円キャリートレード活発化の可能性
予想変動率低下により、円キャリートレードが活発化する可能性があります。
豪ドル、NZドルは既に円キャリートレードが活発化しているようです。
今後の注目点
今晩の海外時間は、政府要人発言や製造業PMIなど重要な経済指標発表がありますが、ドルが動意付くイメージは薄いようです。
3月8日の2月米雇用統計発表まで、凪相場が続く可能性もあります。
まとめ
2024年2月22日のドル円相場は、活発な動きを見せました。今後のドル円相場は、米金利、米国経済指標、日銀金融政策、欧州経済指標、ECB金融政策など、様々な要因が影響するため、注意が必要です。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資に関するアドバイスではありません。
投資判断はご自身の責任で行うようにしてください。